キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




「ふーん、わかるものなのか。」



「あぁ、わかるもんだよ。」



そんなことを話してると、看護師さんが入ってきた。



「もうそろそろ検査の時間なんですが…」



看護師さんにそう言われ、立ち上がる。



「あ、はい、すみません、すぐ帰ります。

じゃ、蓮斗、帰るね。」




「おー、じゃあな。」




そうして私は病室を出て行った。



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