キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




このまま……俺は死んでいくのだろうか。


だけど俺が死んでも時は何事もなかったかのように進む。



変な感じ。



不思議と、怖いという気持ちは薄れていた。



死にたくはないけど、怖くはない。



「はぁ……」



正直、やり残したことはない、と思う。



確かに、やりたいことはたくさんあるけど、それは考えたらキリがないから放っておく。



まぁ、あえて言うなら気持ちかな。


あまり素直じゃない俺は気持ちを伝えるのが苦手だった。



だから正直に伝えれたらな。と思う。だけどそれは何年かかっても難しいことのように思う。




そんなことを考えてるといい案を思いついた。




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