キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「合山、俺にとっておまえはいい親友だったよ。
軽い性格のくせに、色々とよく考えていたり、
いつも笑ってるだけなのに変に鋭かったり、
ーー俺に必要な言葉かけてくれたり。」
俺後そう言ってるとポロポロと涙を流す合山。
だけど、すぐに拭き取ろうとする。
「本当、ありがとな。」
俺がそう言うと合山は俺の目を見た。
「蓮斗、俺もおまえに感謝してる。俺なんかと話してくれて、ありがとう。
だけど……まだ死ぬなよ……っ!」
そう言って合山は目をそらす。
「まだ、蓮斗と話したいこととか相談したいことたくさんあるんだよ。
頼むから……まだ…っ……」
「合山。」
合山の言葉を遮る。
「最高の親友だったよ。俺の分まで…頑張れよ。」
ニカっと笑って言うと合山は涙を拭き取りながら口を開いた。