キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜





「あったりまえだ。蓮斗、眞鍋ちゃん呼んでこようか?2人で話せよ。」



合山のその言葉にコクリと頷く。



「じゃあな、蓮斗。また、な。」



また はもうない。


だけど、合山のその気遣いが嬉しかった。




「おぅ、また。」



合山との最後は2人笑顔で迎えられた。



……本当にありがとな、合山。

感謝してるから。





そして、今度は詩織が病室に入ってきた。



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