キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜




クスリと笑って詩織に目をやる。




「蓮斗…っ、まだ死なないでね?」



そういう詩織。



詩織は…最後まで笑顔でいてほしい。




「あぁ、まだ死なねぇ。」




俺がそう言うと詩織はホッとしたような表情になる。



あー…なんだろ、この罪悪感。



胸がいたたまれないけど、そんなのはしょうがない。




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