キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
今日は蓮斗の命日。
蓮斗の好きな花を持ってお墓まいりへと行く。
「蓮斗、久しぶりだね。
あ、でも見守ってくれてたから蓮斗にとっては久しぶりじゃないね。」
ふふっ、と蓮斗に話しかける。
「見て、この花。菜の花畑でとってきたんだよっ!
買ってきた方がいいのかな、って思ったけど、
私にとってあの菜の花畑は蓮斗との大切な思い出の場所だから…。
これ、何の花かわかる?」
そう言ってお花を差し出す。