キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
蓮斗が亡くなってから1年後、俺はお墓参りに来ていた。
「蓮斗。眞鍋ちゃんは大丈夫、ちゃんとやってるよ。」
まずは、きっと蓮斗が1番知りたがってる情報から伝える。
「あとは多分今日眞鍋ちゃんくるだろうからその時に聞いてね。」
俺はそう言ってニコリと微笑みかける。
しばらく、蓮斗に現状報告をしていると、
「えっと、あなたは……」
何度か会ったことのある蓮斗の母親とあった。