キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「あっ、うん…、友達からの質問なんだけど…なんで部活やってないの?
運動神経いいのにもったいないよ?」
私がそう言うと合山くんは苦笑した。
「なんだ、そんなことか。部活やらない理由なんて普通だよ?
バイトをしたいから、以上。」
バイト…かぁ、確かに部活やってたらできなさそうだもんね。平日とかは。
「ありがとう、それだけだから。」
1分以内に終わらせて教室に戻る。
そして席に着いたくらいで丁度チャイムがなった。