虹をみつめて…。



今思ったんだ。


学級委員に当たって良かったって!


だって当たらなきゃ、碧斗はたぶんずっと誰にも心を開かなかっただろう…


誰かと笑い合う時が、一番楽しいに決まってる!





「碧斗は一人じゃない。
碧斗が辛いとき、悲しい時には私が必ず側にいてあげる」


『ははっ、お前らしい』





例え初めは口が悪くて意地悪でも、一緒に時間を共にし始めると必ずいつか心を開いてくれる。


人間ってそういう生き物でしょ?





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