虹をみつめて…。




すると碧斗が持たれてきた…




『はぁ…はぁ…』


「ちょっ、碧斗?」


『わり…』





耳元に当たる碧斗の吐息…


もしかして熱が…




肩に寄りかかる重みが伝わり、顔を見ると赤かった…


やっぱり雨がまずかったんじゃ…




「部屋どこ?
横になった方がいいよ!」


『玄関から入って…右手の部屋…』


「歩ける?」




私の事ばかり気にかけてくれたんだ…


ごめん。


ほんと私ってバカだ!







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