虹をみつめて…。
短い髪が風でふわっと浮いた…
太陽の光で茶色っぽく見える。
「穂尭、気になるんだよね」
「三谷くん?」
まだ出会って数日だから、よくはわからない。
けど、行動はテキパキ動くし賢い事ぐらいしかわからない。
「私が好きなロックバンドがあってさ、偶然穂尭の待受画面見たらそのバンドだったわけ」
なっちゃんは楽しそうに笑って答えた。
女の子だなぁって思う。
髪はバスケの邪魔だからってショートカットだけど、伸ばしたらもっと可愛くなりそう♪
「狙っちゃいなよ!」
「ははっ!まぁ、頑張ってみるわ♪」