虹をみつめて…。



ほっとけよ…?




「そんなの…ほっとけないよ!
ほっとけるわけないじゃん!」





声を大きく出してしまい、クラスのみんなの目線が一気に注がれる…


やっちゃった…


でも、そんな言い方…ないじゃん。




「ごめん…」





立ったまま自分の足元に目を落とす…


スカートをぎゅっと握って目を閉じた。


すると、左手首を誰かが掴んで引っ張った。





『ちょっと来い。』





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