虹をみつめて…。



なんか恥ずかし…




「びっくりしたー!」


『は?』


「いや、なんかドキドキする!」




ため息をつき、ベッドを降りて壁に持たれる。


奈々はけっこうストレートにものを言う。


けど、そこがまたいい。




「えっ!?
もうやめちゃうの!?」


『バカ!
他に何すんだよ』


「さっきの床ドン!ってやつでしょ?
床じゃなかったけど」




笑いながら俺の前に座る奈々…


そしてジッとみつめられる…





「今度は壁ドンしてよ?」


『んなのできるか!』


「えー!なら久しぶりにキスは?」





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