虹をみつめて…。



笑うとえくぼがあって可愛い…


真紘の隣には穂尭が映っていた。


やっぱり二人とも幼い…


ずっと3人でいたのかな?




《そう言えば彩葉、見たことなかったよね?》


「うん、初めて見た!
可愛くて、大人しそうな…」




そんな印象だった。


するとクスクス笑う真紘の声がした。


おかしなこと言ったかな?





《わがままな時もあったし、口喧嘩もあったよ》


「えー、なんか意外!」


《ははっ、そうかな?
えーっと…どう、涙は止まった?》




あっ…


ほんとだ


気づけば涙が止まっていた…




「うん!」


《良かった♪
また近々渚の話聞かせてあげるよ》


「やった!
楽しみにしてるね!」




渚さん、真紘の事大切にします。


いつか、渚さんの夢を叶えられたらなと思います。


いや、絶対叶えてみせます!


それまで笑って見守っていてください。




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