虹をみつめて…。



隣で笑う真紘につられて笑う。


もう好きすぎてたまらないっ!


真紘といると心があったかくなって、自然と笑顔になれるんだ。




「真紘とずっと一緒にいたい」


『大丈夫、俺が彩葉の手を離さないから』


「何があっても?」




すると私の手をぎゅっと握り締めて、笑顔で頷いてくれた。


何があっても…か。


真紘優しいからなぁ〜




『キス…したい』


「いいよ」




私の唇で良かったら何度でも奪っていいよ。


真紘だけならいい!


これからずっと二人でいようね?





そして互いの唇を合わせる…


優しい優しいキス…




そしてみつめ合う。





『今はやっぱり彩葉が一番だな』


「今は?」


『ごめんごめん、この先も!』





真紘が笑ってくれれば、私も笑う。


真紘が泣いたら、私も一緒になって泣く。


真紘が困ったら、私も一緒に考える。


真紘が怒ったら、ちゃんと話を聞くから…


そうやって支え合っていく。





< 349 / 360 >

この作品をシェア

pagetop