虹をみつめて…。




碧斗がいるとしたらあそこしかない。


体育館を出てすぐに南校舎裏に足を運んだ。


2.3年生は授業中だから校舎はとても静かだ。


外は4月下旬なので、少し暖かい…



曲がり角を曲がると、校舎の壁を背に持たれて座っていた碧斗がいた。




「碧斗、もう球技大会始まってるよ?」





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