恋の定義──そして今日も、君を想う──
そんな二人を、レナとマユは不思議そうに見ていた。

「性格も全然違うし、ライバルかも知れないのに…男ってわかんないものねぇ。」

マユがそう言うとレナは嬉しそうに微笑んだ。

「でも…ユウ、三浦くんと仲良くなって、楽しそう、だよ。」

「まぁ、そうね。片桐にはちょっとかわいそうなことしたかと思ってたけど、結果的には良かったのかな?」

「うん、良かったんじゃない?」

レナとマユは顔を見合わせて笑った。


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