恋の定義──そして今日も、君を想う──
「ユウくーん、会いたかったぁー。」

甘えた声でそう言うとユウに抱きつき、大きな胸をユウに押し付けた。

(えーっと…誰だっけ?!ってか、このパターン前にも…。)

イヤな予感しかしない。

「ねぇユウくん、一人?これから二人っきりになれるとこ行かない?」

「いや…一人じゃないから。」

「えーっ、つまんないー。」

女の子はすねたように甘えてユウの肩に寄りかかる。

「ちょっ…離れて。」

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