恋の定義──そして今日も、君を想う──
ひとしきり写真を撮り終えると、レナは小さな喫茶店を見つけ、休憩することにした。

メニューの中にカフェオレを見つけオーダーすると一口飲んで、ふとユウのことを思う。

(ユウの作ってくれたのとは、違うな…。)

ユウのカフェオレは、どうしていつもあんなに優しい味がするのだろう?

カップを置いて窓からの景色を見ながら、レナはため息をついた。

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