恋の定義──そして今日も、君を想う──
冷めかけたカフェオレをゆっくりと飲みながら、レナは悶々としていた。

(ユウと関係あった子たちはみんな胸が大きいっていってたな…。私が見た子たちだけでも…3人ともみんな若くて胸が大きな子だった…。あんな感じの子が好みのタイプなのかな?)

でも、ユウが今までと正反対のタイプの自分を選んでくれたと言うことは、自分とは体だけの関係じゃないと言うことなのかな、とも思う。

誰よりも優しく包んでくれるユウ。

優しくて温かくて、一緒にいるだけで幸せだけど…一緒に暮らし始めてしばらく経つのに、ユウとは別々の部屋に寝起きしていて、ユウに迫られたことなどまだ1度もない。

(私に色気がないから…?もしかしたら…いろいろがっかりされちゃうんじゃ…。こんな私で本当にいいの…?)

< 480 / 541 >

この作品をシェア

pagetop