恋の定義──そして今日も、君を想う──
チュッ、チュッと音をたてながら、ユウはレナの耳や首筋に優しくキスを落とし続ける。

(ユウ…今、私のこと、色っぽいって言った?!)

思いがけないユウの言葉と、突然スイッチが入ったように変わってしまったユウに、レナは驚き戸惑った。

「やっ…ユウ、くすぐったいよ…。」

やまないキスの雨に身じろぎするレナを、ユウは更に強く抱き寄せる。

「レナ…かわいい…好きだよ…。」

ユウの、レナに触れたいと言う衝動は抑えきれなくなり、レナの唇にもその唇を重ねる。

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