恋の定義──そして今日も、君を想う──
シンヤはニヤニヤ笑ってユウの脇腹をつつく。

「なんだよ。」

「二人きりで何すんだよー。」

「何って…。普通に勉強したり、本読んだり、話したり…一緒に飯食ったりするよ、二人で料理したりとかして。」

「それだけ?」

「他に何すんだよ。ああ、たまにかき氷とかしたりもするかな。」

当たり前のように答えるユウに、シンヤはため息をつく。

「そうじゃなくって!!」

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