風に恋したキミと
『小川の体型的に向かい風を受けるとすぐに体力失いやすい。
でも大会ではそんな中でも走らなきゃならない。
だからそう言う時は、背が高い選手か型位良い選手の後ろにぴったり着いて盾にしろ。
そうすれば前の選手にも煽れるからちょうど良い』
それを思い出した時に、わたしは無意識に前にいる選手に付いて走らなきゃ!って頭が働いた。
少しペースを上げて2位の選手にぴったりくっつくように後を追った。
そしたらさっきよりも息苦しさが緩和したように感じて
そして前の選手も先生の言ったとおり煽れて「抜かされる!」って感じ取ったのかペースを上げ出した。
わたしもそのペースに負け時とついていく。