俺の天使
1 ナンパ?運命?
「俺の天使だ…!俺と結婚を前提に付き合ってください! 」
開いた口が塞がらないとはまさにこのことか。
−−新宿歌舞伎町。
ミーハーな友達と、ミーハーな私。
一度行ってみたいと思っていたホストクラブを友人と初体験するつもりで訪れた、普段は絶対に足を踏み入れることのない場所。
入るつもりのホストクラブ【MEDUSA】から少し離れた場所で友人を待っていた。
「へ…あ、あの」
「いきなりごめん。俺、そこで働いてるんだけど、お客の見送りしてるとき君が見えて気になって」
そこ、と言った時に指をさしたのはMEDUSA。
格好からしてもホストか…。
「だめ、かな…?」
開いた口が塞がらないとはまさにこのことか。
−−新宿歌舞伎町。
ミーハーな友達と、ミーハーな私。
一度行ってみたいと思っていたホストクラブを友人と初体験するつもりで訪れた、普段は絶対に足を踏み入れることのない場所。
入るつもりのホストクラブ【MEDUSA】から少し離れた場所で友人を待っていた。
「へ…あ、あの」
「いきなりごめん。俺、そこで働いてるんだけど、お客の見送りしてるとき君が見えて気になって」
そこ、と言った時に指をさしたのはMEDUSA。
格好からしてもホストか…。
「だめ、かな…?」