初恋の花




「そ、そんなことないよ!」


男の子は少し驚いた顔をした。


「私は男の子がお花に
興味あるなんて嬉しい!

私の将来の夢は
旦那さんと一緒に家の
お庭をお花いっぱいにすることだし」



「なにその夢…」





男の子はケラケラと笑う。




うわっ…酷い…。
馬鹿にされた…。


「その夢すごくいいじゃん!」




「へ?」




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