時間と剣と二人
2章 伝説の装備と現実
村人B?のところに、美少女を取り返してきたと伝えると、大喜びして、家から装飾が派手な鎧の一式を持ってきた
村人B?「この村に伝わる伝説の鎧です!どうぞ持っていってください!」
……いろいろと突っ込むべきことがある、娘を助けただけで、村の伝説の鎧を渡すだろうか?序盤から、最強装備ではないだろうか?といろいろと言いたかったが、あえて、言わないでいた。貰うものは素直に貰おう
ティナ「なんか、カインは強い装備揃ったね」
カイン「でも、僧侶は大事だからな」
そうだ、いくら装備が強くても、回復がなければ、詰んでしまう……だから、ティナの装備も揃えたいんだが、この村には、僧侶の装備が少ない……だから、安物で我慢してもらおう
村を後にして、少し遠いが、ドルミシア城のある町に向かった
カイン「そういえば、ティナってドルミシア城に入ったことがあるんだよな?」
ティナ「うん、あるよ」
カイン「入門書ってある?」
ティナ「あるよ」
何という事だ、さくさくと物事が進んでいく……
町についた頃には、夕方だった
カイン「宿屋に行こう、城は明日だな」
ティナ「そうだね」
宿屋について、すぐに部屋に案内された。さすがは宿屋、仕事が早い
部屋に入ってすぐに、俺はベッドに飛び込んだ、ふかふかなベッドに寝るのがこんなにもいいとは……
ティナ「お風呂に入っていいかな?」
ベッドに横たわり、夢うつつの俺に問い掛けてきた……
カイン「あ、ああ…いいよ」
………そういえば、着替えを持ってきていない気がする
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