時間と剣と二人

現実とは、理想とは相反する存在である。強くなりたい、それは理想だ。しかし、そこらへんにいる敵すら倒せない、それが現実。つまり、うまくは行かないのだ。
カイン「なあ、ティナ」
ティナ「ん？なんですか？」
カイン「ここは城下町なんだから、僧侶の装備も揃えることができると思うんだ」
ティナ「お買い物かな？」
カイン「そう、そゆこと」
さっそく、城下町の武器屋に立ち寄ったが、強度も重さも、全て、勇者？の剣には敵わない…が、ティナの装備も、すごいことになった。別に、武器は一つしか持てないなんて、誰も言っちゃいない、だから、ティナには、弓と短剣とロッドを持たせた、これだけあれば、なんとかなるだろう。次に防具屋に向かった、僧侶の装備は素晴らしいほど、強いwwいや、ある意味、ありがたい。
カイン「装備も揃えたし、城に向かおう！」
ティナ「そうだね！」
テンション高いな、これから遠足か？
城門に向かい、門番に入城書を見せ、城の中へ……玉座の間に着いた
王「おう！そなたが勇者か！魔王の城は、ここから南にまっすぐじゃ！」
………なんといえばいいのか、わからない。まず、なぜいきなり、勇者だとわかったか？魔王の城の位置をなぜ急に教えたか？いろいろ言いたかったが、城をあとにして、魔王の城に向かった