私がコンビニに通うわけ。
最近、私は恭汰君のバイトの時間が終わる間近にお店にいって、恭汰君が終わるのを待っている。
そうすれば、一緒に帰れるってことに気づいたんだよね。
「お前なぁ……。もういいや。行くぞ、麻友。」
「うん!」
恭汰君はいっつも嫌そうな顔をしながらも、一緒に帰ってくれる。
私は恭汰君のそんな優しいところが大好きだ。
「恭汰君!付き合って!」
恭汰君を見てたら、胸がキューってなって苦しい。
無性に好きって言いたくなる。
「やだ」
いっつもすぐに断られるけど。
私がこんなに好きなのを、恭汰君はわかってくれてるのかな?