私がコンビニに通うわけ。
「真那、私はもうなにがなにやらわからないぞ。」
考えることを放棄しちゃったよ。
「はぁ……。つまりね、私が思うに、由莉奈ちゃんは裏ぶりっこ。マジ無理あいつ。」
真那が顔を歪めて言う。
おっと、真那さーん、最後の方本音出てますよ!
そんな顔したら美人が台無しだってー。
「そうなん!?私全然わかんなかったんだけど。」
「そりゃ麻友はねぇ…。でも、咲も澪も気づいてると思うよ?」
真那は呆れ顔で言った。
知らなかったの私だけか!?
「じゃあ、澪は、由莉奈ちゃんの男になんか……」
「そ、手なんか出してないよ。」
「よかったぁ!」
心底ほっとしたよ!
そうだよね、澪がそんなことするわけないよね。
ちゃんと澪を信じられなかったことを後悔する。
あとで由莉奈ちゃんにどういうことか聞いてみよう……