私がコンビニに通うわけ。
「だって俺、頭いいし。教えてやろーか?」
そう言って、私の真っ正面に座る涼。
「マジで!?やったー!もうマジでわかんなくて困ってたんだよねー。」
これで応用問題にも勝てる!
「うわ!涼ずりー!俺にはいっつも教えてくれねぇくせに!」
「ったりめーだろ。男に勉強教えてなんの特になんだよ。ほら、やんぞ」
「まって!俺にも教えて!教えてください!」
そう言って私の隣に座る康太。
「しょうがねーな。じゃあとりあえず適当に問題といて、わかんなかったら言えよ。」
「「はーい!」」
「まったく。返事だけはいいんですこと」
呆れ顔の涼をほっといてもう一度問題を読む。
やっぱわかんねーな。