私がコンビニに通うわけ。
「おっ前……俺が親切心でやってやったっつってんのに……いい度胸じゃねーか。もう勉強教えねーぞ。明日2倍課題出されとけ。」
「なっ!それを言うのは卑怯だぞ!俺一人じゃどうにもなんねーんだよ!バカなめんじゃねぇ!」
おい康太。それは胸を張って言うことじゃねーぞ。
それより……
「うるっさーい!!ちょっとは黙っとけ!」
二人が言い争いをしている間、ずっといい子に勉強をしていた私。
それなのに!うるさくて集中できねーわ!
少しは黙れ!
「お、おう。ごめん。」
私が急に叫んだからか、驚いた顔で謝る涼。
「ごめんねー。でもさ、腹が減ったのはどうすればいい?」
あ、最初にそんなこと言ってたね。
「お菓子たべる?」
私はかばんにはいつでもおかしを入れるようにしている。
お腹すいたときとかにいいしね。
授業中とかよく食べてる。
あと、みんなで交換するのも楽しいし。