私がコンビニに通うわけ。
「マジで!?なにがあんの?」
゛おかし゛という言葉にすごい反応をして、急にキラッキラ笑顔になった康太。
げんきんだなぁ。さっきまで死にそうな顔してたくせに!
「えっとねー、イチゴ、ホワイトチョコでしょー、果汁とピュレとゴチのグミ、パイのみ、ベビースター、イチゴポッキー、あとはー、ほかにも色々と。さ、どれがいい?」
一個ずつ全部カバンに入ってたお菓子を机に並べる。
ふと、二人を見ると、ポカーンとしたようなあきれた顔。
「軽くおかし屋さんかと思った。」
「いや、そのカバンにどうやったらそんなに入るの?」
そんなビックリすることかな?
「教科書入ってないからかな?基本全部ロッカーの中入ってるし。」
「麻友、すっげーな!俺チョコ食べたい!」
「俺これがいい」
康太が選んだのはベイクで、涼はグミ。
そっから三人でお菓子をつまみながら勉強した。