私がコンビニに通うわけ。


もうすぐお会計が回ってくる。


やばいやばいやばい!


焦りすぎて涙目になってくる。


「君、どうかした?大丈夫?」


焦りまくってカバンを何回もあさってたりしてたのがわかったのか、後ろの方から声をかけられた。


振り向くと、大人っぽいおにーさんがいた。


うわぁ、イケメンさんだぁ。


って、そんなこと考えてる場合じゃない!


「財布…忘れちゃったみたいで……」


急に話しかけてきたイケメンに戸惑いながら私は言う。


「次のお客様どうぞー」


やばい、私の番になっちゃった。


ちゃんと財布忘れたこと言わないと…








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