鈴姫戦記 ~ふたつの悲しい恋物語~




 ちょっとしたことでも、温かな気持ちになれることが、幸せに感じる。



 お腹がいっぱいになると、さっきまで寝ていたはずなのに、睡魔が襲ってきた。


 何とか使った食器を洗い、お風呂に入ると部屋に戻った。


 そして、部屋に入った途端、記憶にない。


 たぶん眠ってしまったんだと思うんだけど。


 


 いろいろなことに安心したのか、はたまた不安になったのか、よくわからない気持ちのまま、あたしの意識は深い深い奥底へ消えていった。




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