永遠

親はいないの。

わたし捨てられたの

小さい頃施設の前に置き去りにされた。

施設での生活はとても楽しかった

でもいきなり、私を養子にしたいと言う人があらわれた

とても美人な女の人で格好いい男の人だった。

最初は幸せだった。

だけどどんどん崩れていった。

その家に子供が生まれたの

血のつながりがないわたしは相手にもされなかった

中学になると私はひとり暮らしをし始めた

縁をきったの。

一人で生きていくことにした。

だけど毎日毎日大変で

バイトに追われる毎日だった

年を誤魔化して

化粧までした

背はちっさくも、大きくもなく

ヒールを履けばいいかんじだった

でもお金は家賃と学費ですべてなくなり

食費にはあまりむかなかった

おこめを毎日一杯たべるだけ。

それがわたしのご飯だった

< 2 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop