俺様社長と秘密の契約
「…こんな所にいたんだね」
「…龍介さん」
少しずつ近づいてくる龍介から、私は少しずつ後退した。
・・・でも、すぐにそれは出来なくなった。
背中には壁が・・・これでは逃げようがない。
・・・ドン。
そんな私を、壁ドンした龍介は、可愛らしい笑みを浮かべた。
「…怯えてる顔も、可愛いね」
「・・・?!」
その言葉に目を見開く。
「こんな何でもない屋敷に閉じこもっていないで、オレに付き合ってよ」
「…どこに、ですか?」
「神宮寺社長に、パーテイーに呼ばれたんだよ。…もちろん、理子同伴でね」
「?!…そこで、私たちの事を発表する気じゃ・・・」
私は息を呑んだ。
「さっさと発表したらいいんだけどね、何かと準備がいるんだよ。
ただでさえ、神宮寺善一郎に孫がいた事すら知られていなかったんだ。
まずはそれを発表しなければならないからね・・・
手順を追って…後々、俺達の事も発表されるんだよ」
「・・・・」
私は無意識に下唇をかんでいた。
その唇に、龍介がそっと触れた。…私は驚いて龍介を見た。
「可愛い唇が切れちゃうから、噛んじゃダメだよ」
「?!・・・ゃ!」
…私の嫌いなkiss。
龍吾とするキスは、大好きだったのに・・・。
私は涙目で龍介を睨んだ。
「…龍介さん」
少しずつ近づいてくる龍介から、私は少しずつ後退した。
・・・でも、すぐにそれは出来なくなった。
背中には壁が・・・これでは逃げようがない。
・・・ドン。
そんな私を、壁ドンした龍介は、可愛らしい笑みを浮かべた。
「…怯えてる顔も、可愛いね」
「・・・?!」
その言葉に目を見開く。
「こんな何でもない屋敷に閉じこもっていないで、オレに付き合ってよ」
「…どこに、ですか?」
「神宮寺社長に、パーテイーに呼ばれたんだよ。…もちろん、理子同伴でね」
「?!…そこで、私たちの事を発表する気じゃ・・・」
私は息を呑んだ。
「さっさと発表したらいいんだけどね、何かと準備がいるんだよ。
ただでさえ、神宮寺善一郎に孫がいた事すら知られていなかったんだ。
まずはそれを発表しなければならないからね・・・
手順を追って…後々、俺達の事も発表されるんだよ」
「・・・・」
私は無意識に下唇をかんでいた。
その唇に、龍介がそっと触れた。…私は驚いて龍介を見た。
「可愛い唇が切れちゃうから、噛んじゃダメだよ」
「?!・・・ゃ!」
…私の嫌いなkiss。
龍吾とするキスは、大好きだったのに・・・。
私は涙目で龍介を睨んだ。