俺様社長と秘密の契約
有名な企業である御堂コーポレーション。その社長が交代。
そして、大財閥である神宮寺善一郎の孫、神宮寺理子との婚約。
こんな事を、世間は黙っていない。
次の日、大々的に雑誌や新聞に取り上げられ、私達は、時の人となった。
…それを面白くないと思う人物がいる。
「龍介、落ち込んでる暇も、悪い事を企てる暇もないだろう」
御堂コーポレーションの社長室。
龍吾が龍介に言う。
龍介は、溜息をついた。
「…全くだよ。経営者としては、半人前だってのに、どんどん仕事がくるし…誰のせいだか」
憎まれ口を叩くも、その顔は、なんだか清々しい。
「…兄貴は?…神宮寺グループを継ぐんだろ。上手くいってんの?」
「…会長派は、俺の味方だが、社長派だった奴らは、まだまだ納得してない。
これから、長い勝負になりそうだよ」
そして、大財閥である神宮寺善一郎の孫、神宮寺理子との婚約。
こんな事を、世間は黙っていない。
次の日、大々的に雑誌や新聞に取り上げられ、私達は、時の人となった。
…それを面白くないと思う人物がいる。
「龍介、落ち込んでる暇も、悪い事を企てる暇もないだろう」
御堂コーポレーションの社長室。
龍吾が龍介に言う。
龍介は、溜息をついた。
「…全くだよ。経営者としては、半人前だってのに、どんどん仕事がくるし…誰のせいだか」
憎まれ口を叩くも、その顔は、なんだか清々しい。
「…兄貴は?…神宮寺グループを継ぐんだろ。上手くいってんの?」
「…会長派は、俺の味方だが、社長派だった奴らは、まだまだ納得してない。
これから、長い勝負になりそうだよ」