俺様社長と秘密の契約
赤ちゃんが生まれてからと言うもの、理子は、育児中心の生活になり、しばらくは仕事はお休み。

だからと言って、龍吾は理子以外の秘書を付けることはなく、一人で仕事をこなしていた。

そのせいか、仕事が終わるのが遅くなることもしばしば。

今夜も帰りは0時を過ぎていた。

玄関を開けた龍吾は、真っ直ぐに寝室に向かい、そっと、ドアを開けると、我が子に添い寝する理子の姿。

それを見て、龍吾は顔をほころばせた。

1日の仕事の疲れなんてこんなに簡単にとれるものかと龍吾は思った。

二人に近づいた龍吾は、我が子を優しく撫で、理子の首筋には、真っ赤な印を残し、満足する。

キスマークは、自分のモノだという印。

これは一生消えることのない、龍吾と理子の契約の印。












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