俺様社長と秘密の契約
彼の決意
理子をマンションに置き、会社に向かう。
会社の中、最初に向かったのは、会長室。
「失礼します」
「なんなんだ、こんな時間に会社に呼び出して…家に来ればいいものを」
不機嫌な顔でそう言ったのは、御堂会長。
「すみません。ここが1番安全だと思いました」
「…込み入った話しか?」
「前にお話ししたと思います。
…神宮寺財閥の事で」
今までの経緯を全て会長に話した。
「…全く、厄介な事に首を突っ込んだな龍吾。…で、どうするんだ、神宮寺善一郎の孫であり、お前の秘書、清水理子。
彼女と結婚し、神宮寺グループを継ぐ気か?」
「…はい」
「…それを私が許した所で、この会社はどうする?御堂コーポレーションは、誰が後を継ぐと言うんだ?」
「…龍介がいます」
「龍介⁈…笑わせるな。あんな放浪息子に御堂を治める力などないわ」
会社の中、最初に向かったのは、会長室。
「失礼します」
「なんなんだ、こんな時間に会社に呼び出して…家に来ればいいものを」
不機嫌な顔でそう言ったのは、御堂会長。
「すみません。ここが1番安全だと思いました」
「…込み入った話しか?」
「前にお話ししたと思います。
…神宮寺財閥の事で」
今までの経緯を全て会長に話した。
「…全く、厄介な事に首を突っ込んだな龍吾。…で、どうするんだ、神宮寺善一郎の孫であり、お前の秘書、清水理子。
彼女と結婚し、神宮寺グループを継ぐ気か?」
「…はい」
「…それを私が許した所で、この会社はどうする?御堂コーポレーションは、誰が後を継ぐと言うんだ?」
「…龍介がいます」
「龍介⁈…笑わせるな。あんな放浪息子に御堂を治める力などないわ」