私の過去。そして未来に向けて…




しばらくしてからドアの向こうからお母さんが




「あみ…入ってもいいかな」




私は答えなかった。




それでもお母さんは




「あみ…話したいことがあるの。」




いまさらなにをはなすの?




言い訳なんか聞きたくないって思った。




でも…それと同時に




「話したい」




そう思った。




だから私はドアを開けた。




そして、お母さんに抱きついた。




お母さんも抱きしめてくれた。




暖かかった。




すごいすごい暖かかった…







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