私の過去。そして未来に向けて…
「それでね次の日、朝ごはん置いてなかったでしょ?あれもね用意したんだけどあの人にあげなくていいって言われて…ごめんね。お腹空いたよね…」
もういいよ。お母さん。
お母さんが悪くないってことは十分わかったよ。
そしてお母さんは泣きながら私の腕を掴んだ。
リスカしたほうの腕だ……
「あみにこんな事させちゃってごめんね。お母さん失格だよね………」
気づいてくれてたんだ。
ちゃんと私の事見てくれてたんだ…
私はもう我慢できなくなり涙が溢れ出た…
「あみ…お母さんねあの人と離婚しようと思ってるの。離婚したらもう一度4人でやり直そ?あ、あの子もいていいよね…あみが嫌ならお母さんはあの子は手放すから…」
私は泣きながら頷き
『いいっあの子は悪くないもん…いてもいい。それに私昔言ったよね?妹がほしいって…』
そう言ったら泣きながら
「ありがとう」
お母さん。これから穴みたいに空いてしまった2人の時間を取り戻していこうね…