私の過去。そして未来に向けて…




私はリビングのドアを開けた。




「あみっなんで、なんで来るのっっ!部屋に戻りなさいっ!!」




お母さんが叫んでいた。




けど私は戻らなかった。




あいつに向かって




『私のお母さんになにしてんだよこのくそじじい。』




と言った。




あいつはビクッとしてから私の方をみた。




そして気持ち悪い笑顔で




「あみちゃん。お父さんだよー?」




お父さん?




誰が?




私のお父さんはお父さんだけなの。




私は憎しみをこめてあいつを睨んだ。




そしたら




「お父さんに向かって睨むなんて生意気だなぁ」




って言って私にゆっくり近づいてきた。




その時お母さんが




「あみに近づかないでっっ!!!」




と言って私とあいつの間に入ってきた。




そのお母さんをあいつは突き飛ばした。




お母さんは壁に強く体をぶつけた。




私は




『お母さんっ!!!』




と言ってお母さんに近寄った。




『お母さんっ!大丈夫!ねぇっ!』




お母さんは頭を強く打って気を失っていた。




私はあいつに




『私のお母さんになにすんだよっっ!!!』




そしたら




「俺にそんな事言っていいのかな〜?」




気持ち悪い…




そう思っていたらあいつが私の腕を掴んだ……







< 66 / 87 >

この作品をシェア

pagetop