私の過去。そして未来に向けて…



私はそれから泣いて過ごした。




ご飯も食べれなかった。




それで入院と退院を繰り返した。




私はお父さんの事が忘れられなかった。




お父さんの匂い。




お父さんの声。




お父さんの顔。




お父さんの口癖。




すべて忘れられなかった。




でもお父さんの事が忘れられなかったのは私だけだった。




わたしが4歳になるちょっと前。














お母さんが知らない男の人を連れてきた。







< 7 / 87 >

この作品をシェア

pagetop