私の過去。そして未来に向けて…




そんな事考えているとたまり場に着いた。




するとまゆこたちが気づいて私に駆け寄ってきた。




「あみ!!…本当に別れるの?」




私は頷いた。




強く、自分の考えを曲げないように強く強く頷いた。




そしたら皆、そっか…って。




私はわざと明るく




『そんなこの世の終わりみたいな顔しないでよぉ笑』




って言った時だった。




拓哉が私に気づいて駆け寄ってきた。




そして




「あみ!来るなら連絡くらいくれよ〜」




って言ったんだ。




何事もなかったように。




そしたらみなとがキレて




「拓哉てめぇどのツラさげてそんな事いってんだよ!!」




って言って殴りかかろうとしたから私は




『みなとっ!!!!』




って大声で言って止めたの。




そして拓哉にゆっくり近づいて




『拓哉。私と別れて。』




自分でも驚くくらいの低い声で言ったの。




拓哉は最初驚いた顔したけど少し間を置いてから




「いいよ。」




って言ったんだ。




私はそーゆーことだからじゃーねって言ってその場から離れた。




そしてしばらく離れたところで




私は泣き崩れた。












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