TimeSlip-君と過ごす時間-

いつしか
あたしと熊くんは“恋人”になった。

どっちが告白しただとか
どうして付き合っただとかは
鮮明に覚えてないんだけど…

ただただ純粋な恋愛。

初めて2人で帰った日には

沈黙にならないよう

喋りっぱなしの熊くんと
頷くだけのあたし。

手を繋ぐ事すら出来なかった。
なんて純粋な恋愛。

まさにプラトニック。
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