TimeSlip-君と過ごす時間-
でも一ヶ月とちょっとした
ある日のこと。
クリスマスのちょうど二日前。
あたしの中の何かが
混乱した。
熊くんに別れを告げてしまった。
とても良い人過ぎて
どうしていいか
分からなかったんだと思う。
尽くすばかりのあたしには
尽くされる事に違和感を
感じたんだと思う。
もし今、あの頃に戻れたら
こんな選択ミスはしない。
絶対に手放さない。
これがあたしの一つ目の後悔。