能力家兄妹!




「私も…まさかとは思わなかった…。あんな強力な攻撃をダウンロード出来るなんて…おまけに、私が使えこなせたこと自体が奇跡…だったのかもしれない…。」



あの時の、頭の物凄い痛み。

身体全てが圧迫されるような重たさ。辛さ


目も開けられず、目を閉じていても真っ白な光しか見えず


身体の中の全てが壊されていくあの感触…。



( 今でも覚えている… )




姫奈はぎゅっとセルフバティーを握りしめた。

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