できちゃった結婚です!



ちらりと新の顔を見ると、これまた驚いた顔を見せる。



うんうん、いい顔。


この顔が見れただけでもよしとしとくか?



「あ、ちなみに一応、新とわたしの子で。ほら、この前飲んだ勢いでわたし..」



言ってて何か悲しくなる。


新は黙ったままわたしを見てるだけ。


別に結婚を望んでるわけじゃない、ただ産んで育てる事を許して欲しい。


わたしの中ではもう答えは決まってるから。



「ま、まぁそういうことで。あ、でもわたし新にそんな変な事を..」


「杏、次の休みいつ?」


「は?」


黙ってるかと思えばいきなりなんだろう?


そう思いながらも頭の中に入っているシフト表を引っ張り出して考える。


今日明日は出勤だから、次の休みは


「明後日、だけど」


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