鬼部長と偽装恋愛はじめました
突然のこと過ぎて、一瞬頭が真っ白になったけど、祐平の舌が絡まってきて、体が熱くなるのを感じる。
「ん……。祐平……」
抵抗したいと思わない自分に驚きで、彼に応えるように私も祐平を抱きしめる。
舌の絡み合う音や、唇が重なるたびに濡れた音が部屋へ響いて、体中がジンとなっていった。
あんなに苦手で、嫌いだと思っていた上司とキスしてるなんて……。
何度も、何度も重なり合い、唇が離れたときには、私の呼吸は乱れていた。
「おやすみ、香奈美」
祐平は、私の唇に指を這わせている。
こんな熱いキスをして、どうして普通の顔ができるんだろう。
「私ばっかり、ドキドキしてる」
ふたりでベッドに横になり、不満がちに言うと、祐平がフッと笑った。
「ドキドキしてたんだ?」
「えっ⁉︎」
しまったと思いながら、小さく頷く。
「可愛いじゃん。オレだって、ちょっと緊張してるから同じだよ」
そう言った祐平は、私をギュッと抱きしめて、あっという間に眠りについた。
「ん……。祐平……」
抵抗したいと思わない自分に驚きで、彼に応えるように私も祐平を抱きしめる。
舌の絡み合う音や、唇が重なるたびに濡れた音が部屋へ響いて、体中がジンとなっていった。
あんなに苦手で、嫌いだと思っていた上司とキスしてるなんて……。
何度も、何度も重なり合い、唇が離れたときには、私の呼吸は乱れていた。
「おやすみ、香奈美」
祐平は、私の唇に指を這わせている。
こんな熱いキスをして、どうして普通の顔ができるんだろう。
「私ばっかり、ドキドキしてる」
ふたりでベッドに横になり、不満がちに言うと、祐平がフッと笑った。
「ドキドキしてたんだ?」
「えっ⁉︎」
しまったと思いながら、小さく頷く。
「可愛いじゃん。オレだって、ちょっと緊張してるから同じだよ」
そう言った祐平は、私をギュッと抱きしめて、あっという間に眠りについた。