新撰組綺談~悠月ナ草~
「おい!!!!!!」
「ひゃあ!!!」
え?え?
目を開けると
目前に
男性の顔。
その男性の顔は、あまりにも綺麗で、綺麗で、
見とれてしまうほどだ
(なんなの、この状況)
「ほら、早くたってくださいよ。俺も濡れちゃうじゃないですか。」
「え?濡れる?」
千秋は自分の服をペタペタと触ってみる。
するとまるで滝に打たれてきたかのように、ずぶ濡れだった。
「あんた、川に落ちてたんですよ。」
(か、かわ!?)
「!?!?!?!?」